2017年12月、税理士試験とUSCPA(米国公認会計士)試験に同時に合格しました。
現在34歳、大阪市内の税理士法人に勤務しています。
2007年の税理士試験、初めての受験で簿記論と財務諸表論に合格し、その後、2009年に消費税法、2012年に所得税法、2017年に国税徴収法に合格して官報に載りました。
元々関西出身で、2006年に新卒で東京の会社に就職するもうまくいかず、翌年4月に千葉のひとり暮らしの借家でスーツのジャケットに袖を通そうとした瞬間左肩を脱臼して救急車で運ばれ、人生イヤになって会社を辞めて実家に戻り税理士の専業受験生(つまり無職)になりました。
2008年(リーマンショックの年)、ハローワークに紹介してもらった実家近くの小さな税理士事務所で働き始め、その後は仕事をがんばってみたり、勉強をがんばってみたり、受かったり落ちたり転職したり引っ越したり外国に住んだり結婚したりしました。
簿財消は資料通信でしたが、所得は武本先生(新大阪)、国徴は山藤先生(Web通信)、あと合格はなりませんでしたが法人税法の薮本先生(梅田)、みなさん大原ですが大変お世話になりました。
USCPA試験は2015年1月アビタスにいったん申し込んだものの、その年8月の税理士試験に向けて受験勉強を再開したためすぐ止めてしまい、8月以降もフットサルにハマってまったく勉強せず、結局11月にそのフットサル練習中に左肩を脱臼して救急車で運ばれ(8年ぶり)、12月の税理士試験合格発表で不合格(法人税法5回目の不合格)となり、人生またイヤになってせっかく申し込んだ2016年1月のFARと2月のAUDを当日受験会場に行かず(USCPAは日本受験の場合、受験料だけで1科目あたり約5万円かかります)、もうUSCPAはあきらめようかと思いました。肩も痛いし。
ただ2016年のGW、連休中あまりにも退屈だったため(友だち少ないので)アビタスでの勉強を再開し、2016年10月にAUD、2017年1月にREGを受験して合格しました(ちなみに2016年はUSCPAの勉強に集中するため、1年に1度しか機会のない税理士試験をあえて受けないという選択をしたため周りの人から不思議がられました)。
そこで今度はUSCPAの勉強を中断して、2017年1月から初めて勉強する国税徴収法を受講し始め、8月に受験し、その後すぐさまUSCPAのBECの勉強を始め、11月に受験して合格、同時並行で10月から勉強し始めたFARを12月10日に受験しました。
2017年は12月15日(金)が税理士試験の合格発表、FARの合格発表は19日(火)でした。
15日の朝、インターネット官報で検索すると、自分の名前がありました。
文字通り飛び跳ねて喜びました。
職場の方々にもおめでとうと言ってもらえて、嬉しかったです。
4日後、FARも合格していました。
そうして、2017年12月に税理士試験とUSCPA試験に同時に合格することができました。
その後、2つの資格の登録手続き(税理士登録とUSCPAのライセンス取得)へと進むわけですが。。特にUSCPAのライセンス取得は大変でした。
そのお話はまた後日。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。