こんにちは、大阪市城東区の税理士、山本健介です。
この週末、宅建士の登録実務講習に行ってきました。
土日の2日間、午前10時から午後6時まで、宅建実務の講義を受けました。
宅建の登録実務講習というのは、宅建試験合格後、実務経験2年未満の人が資格登録をするために受けなければならない講習です。
学生時代、2005年に宅建試験に合格しました。
当時は宅地建物取引主任者といいました。何年か前に法改正があり、現在は宅地建物取引士が正式名称だそうです。
13年前のことなので、内容もなにも、まったく覚えていません。
宅建業法、建築基準法、あぁ、、勉強した、かなぁ。。。?という感じでした。
講師はとてもパワフルな女性の宅建士さん(不動産鑑定士が本業と言ってました)で、「SNSにあげたらあかんで!」と言いながら不動産実務の体験談をおもしろく聞かせてくださいました。
関西では外国人観光客マネーの影響で、大阪・京都の不動産市況が良いそうです。講師は神戸の方でしたが、神戸はその2都市と比べるとそんなになんだそうです。
あと、兵庫県で相続税の申告件数が多いのは順に、西宮市、姫路市、芦屋市だそうです。神戸市は5位以内にも入っていないそうです。
講義を聞いていると、宅建業に関連する税務としては、
・所得税(譲渡所得(特別控除)、住宅ローン控除)
・相続税・贈与税
・不動産取得税・固定資産税
あたりの基本的なことは理解しておかないといけないなと思いました。宅建士の方々もある程度は説明されるそうですが、最後はやはり「税理士さんに聞いてくださいね」と伝えるそうなので。。
最後に宅建資格について、登録の流れはこんな感じです。No.1からNo.4へと順番に進んでいきます(登録は都道府県ごと、また登録実務講習はいろんな専門学校が実施しています。それぞれ金額など詳細は異なります)。
・試験合格
・資格登録(名刺に「宅地建物取引士」と書ける、登録実務講習(約2万円)、登録手数料(37,000円))
・宅建士証の交付(重要事項の説明ができる、法定講習16,500円、更新料16,500円(5年ごと))
・免許の取得(開業できる、保証協会の入会金等約150万円、年会費約6万円)
資格登録=開業できる、ではないところが、税理士との違いでしょうか。
せっかく試験に合格したので、宅建の資格もいずれは実務に活かしたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。