こんにちは、大阪市城東区の税理士、山本健介です。
税理士として考えたことを、少し書いてみます。
会社の事業経営は、ヒト、モノ、カネ、情報その他たくさんの要素が組み合わさって成り立っています。
・ヒト(人事労務)については、正しい人材を採用して育成し、適切に評価して適所に配置すること。
・モノ(製造や販売)については、研究開発による革新や生産現場におけるコストダウンの努力、また、誰に・どこで・いくらで・どのように売るかを考えるマーケティングも重要です。
・カネ(財務経理)でもっとも重要なことのひとつは資金繰り(財務)であり、もうひとつは将来の経営計画を数字で裏付けることです。そのためには過去の実績を正しく数字で表すこと(経理)が必要です。
・そして、これらのヒト、モノ、カネを効率よくまわして事業経営をすすめるために、情報技術(IT)は欠かすことができません。
このうち、税理士が主としてご提供する税務・会計は、どこに含まれるのでしょうか。
実は、税務・会計は、「カネ」の中にある「経理」の中の一分野でしかありません。
税務・会計は「法人税法」「所得税法」などの税法や、会計基準に従って検討し、「申告書」や「財務諸表」といった書類を作成する必要があるものです。また、税務は納税時に実際のキャッシュ・アウトを伴いますし、貸借対照表や損益計算書などの財務諸表は銀行などの債権者に開示するものですので、会社の資金繰りに直接影響します。そのためこれらの書類は正しく作成される必要があります。
ですから、私は税理士として、経営者の皆様には自社の税務・会計業務が正しく行われているかどうか、いつも気にかけてほしいと考えています。
ただ、一方で、上でお伝えしたように、税務・会計は事業経営のたくさんある要素のうちの、ほんの一部分でしかありません。
山本健介税理士事務所は、経営者の皆様との対話を通じ、貴社の事業を理解したうえで、事業経営全体の観点から税務・会計のアドバイスを行い「依頼してよかった!」と必ず思っていただける税理士事務所を目指しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。